まるちゃんのごはん

愛犬まるちゃん(超小型犬・ポメマルmix・男の子)との暮らしついて、経験したことや学んだことを紹介しています。

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愛犬が知らない人や犬に吠えるのはなぜ?愛犬の気持ちを理解するために必要なたった一つのこと

うちのまるちゃんは、飼い主にべったりの、人見知り・犬見知りタイプです。

頑なに、「飼い主命!」の姿勢を貫いていて、どんな時も、飼い主のことが誰よりも大好き。飼い主以外には興味なし。お散歩中に、「おいでー」「可愛いね」などとお声掛けいただいても、尻尾を振ったりしませんし、絶対に近寄って行くことはありません。

 

とまあ、「人懐っこい」とはお世辞にも言えないタイプの子です。

一時期は、この「人懐っこい犬ではない」ことについて、かなり思い悩んだことがありました。なぜなら、犬に吠えられたら誰だっていい気持ちはしませんし、飼い主として愛犬を吠えさせてしまって申し訳ない、恥ずかしいという気持ちが大きかったからです。

せっかく「あら可愛いー」と褒めてくださった人に向かって、吠えてしまった日には「ああー!またやってしまった!申し訳ないです!ごめんなさい!!!」と飼い主はとにかく平謝りでした。

 

でも、そんな経験や感情を経て、今では「飼い主に一途」な、ありのままの愛犬を受け入れていくことを心に決めています。

犬と暮らしていく中で、時には開き直ることも大切です・・そして、飼い主としては、周りの反応を伺うよりも、この子のことを理解してあげることの方が大切だということに気づきました(もちろん、人様にご迷惑をかけないようにすることも、飼い主の義務です)。そのことに気づいてからは、まるちゃんに対して、より強く愛情を抱くようになりました。

 

そのままでいい。うちの子が一番。

 

そんなシンプルな答えに行き着くまでの紆余曲折を、このブログを通して記録して行きたいと思います。

 

目次

 

「どうにか人慣れしてほしい」飼い主の気持ちと裏腹な愛犬の気持ち

まるちゃんを我が家に迎え入れるまで、私は「犬に吠えられる」という経験をしたことがありませんでした。街中で可愛らしい小型犬を見かけると、つい飼い主さんにお願いして触らせてもらったり、むしろワンちゃんの方から近づいて来られるタイプでした。

 

そのため、「飼い犬だから触っても大丈夫」「ワンちゃんだって、褒められるのが嬉しいはず」と思い込んでいました。

実家の愛犬や、田舎の祖父が飼っていた狩猟犬からも、吠えられたことはありませんでした。それなのに、まさか我が愛犬が「人見知り」するとは思いも寄らなかったのです。

 

まるちゃんは、体重1.8kgという超小柄な体格と、ポメマルmixという珍しい見た目のために、優しい犬好きの人からお声掛けしてもらうことが多いです。声を掛けずとも、じっとまるちゃんのことを凝視しながら通り過ぎて行く人も多いですし、自意識過剰かもしれませんが、スルーされることの方が少ないくらいです。

そんな状況は、まるちゃんがお散歩デビューする前から始まっていました。まるちゃんを抱っこしながら歩いていると、必ずと言っていいほど、通りすがりの犬好きの人から声を掛けていただいていました。

そして、その度に私は立ち止まって、まるちゃんを見せたり触らせたりしていました。飼い主として、愛犬が褒められるのはとても嬉しいことですし、小さい頃から人に慣れさせるいい機会だと思っていました。

でも、まるちゃんにとっては、あまり嬉しい体験ではなかったようで・・人に慣れるどころか、むしろ逆効果だったのです。

 

「ぼくは、知らない人や犬には興味ない。それなのに、みんながぼくとお母さんに近づいてくる。もう、近づいてこないでよ!!」

・・とまあ、これはもちろん私の想像ですが、まるちゃんは、そんな風に思っていたのかもしれません。それでも、私はよかれと思って、自分本位に人慣れさせよう、犬慣れさせようとますます躍起になってしまったのです。

 

 

愛犬の気持ちが分からない・・なぜうちの子は吠えるの?

お散歩デビュー後間もなく、まるちゃんは、すれ違う人に向かって吠えだしました。お散歩デビューするまでは、私がまるちゃんを抱っこした状態で人に会わせていましたが、吠えることはありませんでした。

そのため、初めて人に吠えた時のショックといったら・・まず吠えてしまった人に対して必死で謝りました。そして、なぜこの子は吠えてしまったのか??何がいけなかったのか??私の頭の中は真っ白でした。

それでも、気を取り直そうと散歩を続けますが、やはりすれ違う人に向かって吠えます。

特に「可愛いね~!」と褒めながら近づいて来る人には、ものすごい勢いで吠えるのです。こうなると、新米飼い主の私はもうパニックです。「すみません!」「もうやめなさい!」「静かに!」この言葉を繰り返すツラさといったら。そして、それ以上に、愛犬が吠えている理由が分からないというツラさ。

 

人から褒められてるのに・・優しくされているのに・・何が嫌なの?

今まで会ってきたワンちゃんたちは、みんな楽しそうにお散歩してたのに・・なんでうちの子は吠えちゃうの?

 

もう、お散歩がツラかったです。それでも、まだお散歩デビューしたばかりだし、慣れればきっと大丈夫と自分に言い聞かせて、なんとかお散歩を続けました。そんな中、「なーんだ、おまえ聞かん坊だろう!」なんて、グサリとくる言葉を浴びせられたことが一度だけあって、その時は家まで泣きながら帰ったものです(涙)

でも、直接口にして気持ちをぶつけてきた人が、たまたまその人だけだったのかもしれないですよね。それまで、私たちとすれ違う度に、吠えられてしまった人たち全員に、きっと嫌な思いをさせてしまっていたんですから・・。

この子は何かの理由があって吠えている。いや、私がうまく躾けることができずに、この子を吠えさせてしまっている。まるちゃんに対しても、頼りない飼い主で本当に申し訳なくて仕方なかったです。

 

犬にだって個性がある。そのままでいい。愛犬を受け止め理解することからの再出発

冒頭で述べたように、私は、飼い犬は人のことが大好きで、人に吠えたりしないと思っていました。でもそれは、今まで出会ってきたワンちゃんたちが、たまたま人懐っこい子ばかりだったからだったのです。たまたま、私は吠えられる経験がなかっただけだったのです。

私は、犬が好きなだけで、犬のことをまだ何も知らない。犬にだって個性があって、犬によって性格もバラバラ。まるちゃんが、知らない人やワンちゃんに吠えるのは、今まで出会ってきたワンちゃんとまるちゃんは全く違うから。そんな当たり前のことに、ハッとしてしまいました。

そして、もっと犬のことを、まるちゃんのことを知りたいと思うようになりました。そして、まるちゃんに、もっとお散歩を楽しんでほしい、一緒に楽しみたいと強く思うようになっていきました。

 

それからたどり着いた、ひとつの大切な答えがあります。

「ありのままのまるちゃんを、受け止めよう」ということです。

 

まるちゃんが、他のワンちゃんと違って、知らない人や犬に吠えるのはなぜか?

それは、まるちゃんにとって、知らない人からいきなり声をかけられたり触られたりすることは、単純にとても嫌なことだからです。慣れていないということだけではなくて、基本的に知らない人や犬とフレンドリーに接触することが苦手なタイプなのです。

それなのに、私は、いろんな人に愛犬のことを可愛がってもらいたくて、いろんなワンちゃんと遊んでもらいたくて、まるちゃんの気持ちを無視していました。

そして、知らない人にもシッポを振って喜んでいるワンちゃんや、ワンちゃん同士でクンクン匂いを嗅ぎあったり戯れたりしている様子を見て、いつも「いいなあ。どうしてうちの子は、ああいう風にできないんだろう。」と思っていました。

 

人間にだって、人見知りで内気な性格の人がいるのと同じことのように、まるちゃんは、この世界でたった1匹しかいない、私の大切なまるちゃんなのに。

 

他の子と比べて、他の子みたいになってほしいなんて、飼い主の勝手ですよね。

まるちゃんは、他の人や犬には興味がないだけで、それを無理やり愛想よくしなさいなんて、できないですよね。

まるちゃんは、私のことだけを見ていてくれているのに。私も、他の子と比べたりせず、まるちゃんのことだけを見てあげたらそれでいいのに。

そんな簡単で、一番大切なことに、当時の私は気づくことができませんでした。

気づいて、受け止めてあげられるようになる頃には、まるちゃんは1歳を過ぎていました。この記事を書いている現在のまるちゃんは、2歳と半年を迎えています。

その間も、やっぱり吠えてほしくない飼い主の気持ちにブレが生じて、まるちゃんのことがまた分からなくなりそうな時もありました。それでも、ブレブレの飼い主に向けて、まるちゃんはいつも真っ直ぐすぎる視線をぶつけてきます。その度に、私はハッとして、私とまるちゃんのペースを取り戻します。

 

まるちゃんは、今年でもう3歳になります。

あっという間に過ぎていく、この子との掛け替えのない愛おしい時間を、もっともっと楽しい思い出と共に紡いでいきたいです。 

 

うちの子が、いちばん。そのままの、きみが好き。

そう思えることに、心から感謝します。

 

 

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